小学、中学生時代に書道を習っていましたが、それからまともに筆を持つことがないまま約30年。やはり文字は美しく書きたいという思いでレッスンを受講しました。
渓雪先生のレッスンは、以前習った筆の使い方と違い、まずお手本の字を真似ることはせず、最初は徹底的に基本となる線を書く練習から始まります。なぜなら 文字は基本となる線を組み合わせたものだからだそうです。今までそのように教えていただいたことなかったし、目から鱗でした。
そして、何よりも心地いいのは良い所をちゃんと見てくださり、その都度褒めていただけることです。教室内もスッキリしており集中できるし、いい気に包まれ てるのかすごく落ち着きます。後、天神にとても近い警固という便利な立地条件なので、とても通いやすく助かっています。
自分で書く文字に対して、あまり疑問を感じたことがありませんでした。
なので、受講を決めてもそんなに大きく変化することもないかと思っていましたが、
実際にレッスンを受けてみると今までどれだけ無意識的に文字を書いてきていたかを痛感しました。
今回はペン字コースを受講し、手始めに自分の名前から始めました。
通常の書道教室だと自分の名前から練習できるところは少ないらしいです。
学びたい文字、特に最も良く使う自分の文字から学べるのはとてもありがたかったです。
自分の名前というのはこれまで何百回も書いてきた文字です。
書き慣れた文字だと思っていましたが、改めて渓雪先生の書くお手本を元に書いてみるとお手本どおりに書くことがどれだけ難しいことかがすぐに解りました。
そして、同時に渓雪先生が文字一つ一つを書く際にどれだけの意識、バランス、調和を図りながら文字を書いているかも知ることができました。
しっかりと文字を書くことはとても意識を集中する作業です。
自分の名前を一度書くだけでもとても集中しますし、とても疲れます。
ただ、レッスン前にお手本なしで書いた文字と、レッスン後の文字を見比べるとその差は歴然としていました。
綺麗な文字を書くということは、それだけの意識と気持ちが文字に乗るのだと知りました。
また、それはきっと文字を見る受け手にも伝わるだろうと想像できました。
レッスンの合間で渓雪先生が仰っていた「意識を変えることで文字も変わりますし、それを続けると習慣や生活が変わる」という教えは本当だな、と実感した学びの多い90分でした。
学生時代に習っていたやり方のただお手本の字を真似る教え方ではなく、筆の持ち方や力の入れ方から始まり基本的な線の書き方を教わったのは 新鮮に感じました。
自分の字が角度や長さを少し直してもらうだけで美しい字に変わったのにはビックリです!
生徒さんの人数が少ないので 丁寧にみていただけ 渓雪先生もほんわかあたたかい雰囲気をお持ちの方でリラックスして学べることが嬉しいです。
ギャラリーの素敵な空間で落ち着いてレッスンを受けることができ 渓雪先生の字が好きなのが受講を決めた理由の一つです。とめ、ハネ、はらいなどの基本をはじめ、文字のバランス、私の筆の動かし方の癖など凄く丁寧に教えてもらえこんなに基本が出来てないことが改めてわかり今まで習っていた書道は何だったんだろう⁈と驚いてます。
また、先生の幅広い知識の会話も魅力のひとつです。
ペン習字を習ったのですが サプライズの連続でした。字を書くのにこんなに頭を使ったのは久々で レッスン後はなんだか心地よい達成感を感じました。帰って子供に私のbefore,afterを見せたらビックリしていました。これからどこまで変わっていけるか楽しみです。
レッスンの雰囲気がとても良く 楽しいです。先生の明るく親しみのあるキャラクターも好きです。大人になって褒められるということが少ない中 褒め上手で私の向上心をくすぐって貰えます。
自営業をしていていつも時間に追われている感覚の中 字を書くという時間を静かな空間で集中して心を落ち着かせることができ楽しんでます。自分の都合のいい時間を予約できることが嬉しいです。
なんと言っても先生の知識の多さには驚きです。何を聞いても答えて貰えます。それと洞察力も凄いと思います。筆のチョットした動きが正しいか間違っているかすぐに見抜かれてしまいます。いつもあっという間の90分で毎月楽しみにしてます。
筆の使い方を間違っていたようで 矯正しながら教えてもらってます。自分の中々直りにくい癖を動画で撮ってもらったり 先生の正しい筆使いを動画で撮ったり 比べて理論的に教えてもらうので理解しやすいです。お手本や宿題も動画撮影したものをLINEで見れるので 動きのあるお手本はとてもわかりやすく 仕事の合間にちょっと見るだけでも簡単で重宝してます。
美しい字には 法則があるなんて初めて知りました! 数学的な言葉(角度 バランス 割合)が出てきてすごく理解しやすかったです。
こんなに考えながら書いたのは初めてだと思います。目でみて考えていることと 手の動きが思うように動かないものだと痛感しました。ちょっと悔しくて逆にやる気が湧いてます。