福岡・天神で書家渓雪のギャラリーにて
書道教室を開いているアトリエ遊我です
毎月 ギャラリーでは渓雪の作品を入れ替えて展示しています
今月の作品は
写経(篆書体)
約12時間筆を置くことなく作り上げてるんですよ~
線もマスも書いてない紙に自分のバランス感覚だけをたよりに書き上げてあります
ミリの間隔ですごく緻密なんです
「一瞬」
長野の冬のある朝の情景を書いた作品
「一」という字の中に日本アルプスと太陽を表現しまてます
うっすらつもった雪が登った太陽にあたった瞬間、
怪しいもやとなってたちこめる様を表した作品です
書き方
「一」という字の中に一筆書きで太陽に見立てた穴を
あけることに苦労したそうです
「蒼い時」
夜が明ける前の青から紫に空の色が変化するときを
「蒼いとき」というそうです
「い」という字は薄墨でポトンと墨を落としたような書き方をしているのが特徴
私的にはこの「い」の感じが好きなんですが・・・・
「春夏秋冬」
4枚の「寸松庵色紙」を使って違う書体で書き
動きを付けて並べました
皆さんギャラリーにお越しいただき
是非、実物をご覧ください