華
この作品の「華」という字は両手に筆を持って書いてます。
右手には 墨をつけず 水で濡らした筆
左手には たっぷりと墨を付けた筆
空中で墨継ぎをしながら書き始めは薄く、そして段々と墨が濃くなるという書きぶりになります。
硯からなぜ墨継ぎをしないかとというといっぺんにたくさんの墨がついてしまう可能性が高く微妙なグラデーションが表現できません。
軽やかさの中に 安定感をだしたかった「華」の字はイメージ通りの
字を書くには・・・・と書き方を考えだすのに苦労しました。
よこに書いている文章は「華」をかいたときの筆と同じ筆を使ってます。
羊毛の筆で強弱をつけて同じ「一」という字がどれも違うように変化をつけて書いてます。
稚拙に書いた字にも計算されたバランスを感じます。
とても 女性に人気のある作品の一つです。
成約済
価格:300,000円
こちらの作品はご成約済です